こんにちは、ヒロです。
皆さんは、スポーツ中やランニング中などに音楽を聴いて体を動かしますか?
僕自身、部活中は常に音楽が流れておりテンションをあげながら練習に取り組んでいました。
街のスポーツクラブでもトレーニングルームやフィットネスルームでは音楽が流れていますよね。
なぜ、体を動かす場面では、音楽がながされることが多いのでしょうか?
皆さんはこの理由を知っていましたか?
今日の記事では、スポーツ場面で音楽を流すことの効果について記事を書いて考えていきたいと思います。
Contents
スポーツ場面で音楽を流す効果
ランニングなどスポーツ場面で音楽を流すことによってどのような効果があるのでしょうか?
今までに行われてきた様々な先行研究の結果から、ランニング中などスポーツ場面で音楽を聴くことに行って運動能力やパフォーマンスが向上することが明らかとなっています。
(例)
運動中の身体に及ぼす音楽の影響 大 森 芙 美
https://ci.nii.ac.jp/els/contents110007026291.pdf?id=ART0008950335
また、一流のスポーツ選手が音楽を取り入れてパフォーマンスを上げることについて研究している専門家専門家Costas Karageorghis氏は、音楽は「アスリートにとって合法的なドーピングのようなもの」と表現しています。
音楽がある場合とない場合とでは、同じ時間のランニングでも走行距離が18%向上したという研究結果も出せれています。
なぜ、スポーツ場面で音楽を聴くとパフォーマンスが向上するの?
それでは、なぜスポーツ場面で音楽を聴くことでパフォーマンスや運動能力が向上するのでしょうか?
1,音楽のリズムやテンポが脳を刺激しパフォーマンスを向上させる。
リズム感のある曲を聴くと、身体は無意識にそのリズムに合わせて動きます。音楽のテンポが人間の時間間隔をコントロールできることも分かっており、早いテンポの音楽を聴けば身体もそのテンポ感に馴染んでいきます。
運動を司っているのは、小脳。この小脳は記憶や感情にも影響を与えていると考えられており、音楽とスポーツを結びつける重要な場所であることは間違いなさそうです。
リズム感、テンポ感のある音楽を聴くことで小脳が活性化し、これから実際に身体を動かす運動のパフォーマンスにも大きな影響を与えているとされています。
2、感情を効果的にコントロールする
スポーツ中上手くいかない時に苛立ったり、余計なことを考えて競技に集中できなくなった経験がある方もいるのではないでしょうか?
音楽はスポーツのネガティブな思考などを取り払い、無意識に身体が動く状態に持って行ってくれるツールなのです。
リズム感、テンポ感のある音楽は身体の動きを活性化させるとともに、負の感情を取り払ってスポーツに集中させてくれます。
どんな音楽が効果的?
それでは、どの様な音楽が効果的なのでしょうか?
テンポの速い曲は、スポーツを行うことによる疲労を軽減させて、運動に対するモチベーションを高めてくれることが明らかとなっています。
また、スポーツ後などにテンポの遅いゆったりとした曲を聴くことによって、心を落ち着かせリラックス効果があるとされています。
音楽を流すことのデメリット
スポーツ中に大音量で長時間にわたって音楽を聴くことによって聴力への障害などにつながってしまいます。
また、ランニング中にイヤホンをして音楽を聴いていると周り音が聞こえなくなり交通事故に遭遇する確率を高めてしまいます。
どんなドラッグでもそうですが、多用しすぎると効果が薄れて身体的に悪影響をもたらしてしまいます。
考えて、適度に音楽を聴いてスポーツを行いましょう
まとめ
今回の記事では、スポーツと音楽の関係性について記事を書きました。
まとめとして
①スポーツ中に音楽を聴くことによって脳を刺激して運動のパフォーマンスを向上させてくれる
②聞く音楽の店舗によって身体にもたらす効果が変わってくる。
③音楽の聴きすぎには注意して適度な頻度を考える。
以上が今回の記事のまとめになります。
皆さん、音楽を聴きいてスポーツを楽しみましょう!
それでは!