こんにちは、ヒロです。
皆さんは、運動・スポーツを行っている時の技術やパフォーマンスがどのように向上していくか知っていますか?
トップアスリートはどうしてあのような華麗な技を繰り広げることができるのでしょうか?
皆さんの中にも
と悩んだことがある方もいるのではないでしょうか?
今回は、運動・スポーツの技術の上達過程や技術の上達過程で訪れるスランプについて考えていきたいと思います。

Contents
技術の上達過程
まず、技術は一気に上達するということはありません。
技術の上達過程には、試行錯誤の段階・意図的な調節の段階・自動化の段階の3つの段階があります。
試行錯誤の段階
意識してもなかなか上手くいかない。
どのように運動したらいいかわからない。
試行錯誤を繰り返す時期
⇩
意図的な調節の段階
意識しながらできるようになる。
どこに注意すればいいのか、個々の動きを意識すればうまくいくようになる
⇩
自動化の段階

意識しなくてもひとりでにできる(自動化)
どのような動きをしたらよいか瞬時にわかるようになる。
このような段階を踏んで、徐々に意識しなくても高度な動作が可能になり技術が身についていきます。

技術の上達過程の停滞・スランプ現象について

皆さんは、スポーツで技術の練習中になかなかうまくなっていかなかったり、逆に今までできていたことができなくなってしまったなんてことはありませんか?
こんな時に、
「自分はこれ以上、上手くならないんだ・・・・」
「何でできていたことができないんだよ・・・・」
と自信を無くしてしまうことってありませんか?
実は、技術がある程度向上・上達してくると、次のステップに進むまでに一時的な停滞や低下の時期が訪れることが分かっています。
この停滞期をプラトー、低下期がスランプと言います。
プラトー・・・もてる力を発揮できているが、その力が伸び悩んでいる状態。
スランプ・・・おもに上級者に生じる現象で、実力があるのにそれを発揮できない状態。
なぜスランプが起きるのだろうか?
では、なぜこのようにできていた動きができなくなるなど、スランプに陥るのでしょうか?
このスランプの原因として、
身体的要因・・・・(怪我や疲れ)
技術的要因・・・・(フォームの修正が上手く適応しなかったため、逆にパフォーマンスが低下した)
用具的要因・・・・(今まで使っていた道具から。新しい道具に変えたことによる感覚のずれ)
心理的要因・・・・(自身の喪失)
これら4つの要因がスランプに関わっているとされています。

スランプの克服のためには

スランプは、技術の向上過程でだれもが経験する現象です。
不安や焦りがかえって、精神的・心理的な自信を喪失させて技能の低下につながってしまいます。
スポーツ・運動をしていれば誰でもよい時や悪い時は訪れるものです。
上手くいかないときに悲観的になるのではなく、スランプを楽観的に捉えることでスランプを乗り切りさらに上手くなれることと思いまうす。
また、休養をとったり目標を見直すなどを行うとよいとおもいます。
目標は高すぎるとかえって不安や焦りを生んでしまいます。
自分の状態にあった目標を見直しましょう。

技術の上達のための効果的な練習方法

技術の上達段階を踏まえて練習を効果的に進めるには、次のような工夫が必要となってきます。
適切な目標設定
楽しく練習したり、効率よく技能を高めるためには、自分にとって適切な難度の目標をもって、長期的、短期的に設定していくことが大切です。
高すぎる目標は、不安や怪我につながり、また、低すぎる目標では、退屈でモチベーションが上がりません。
今はできないけど設定できそうな課題を設定することが大切です
フィードバックの効果的な活用
運動をした結果の情報を運動した本人に戻されることをフィードバックといいます。
フィードバックを通して、フォームやタイミングなど修正することができます。
また、フィードバックには、自分の間隔などから得られる内在的フィードバックと他人や映像など、自分以外から得られる情報の外在的フィードバックな2種類からなります。
これらのフィードバックから考えながら練習をすることによって技術をさらに向上していくことができます。
以上が技能の上達過程に関する記事でした。
自分の練習を見つめなおして、さらに技術が身につくようにしていきましょう
それでは!
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