こんにちは、ヒロです。
皆さんは、激しいトレーニングを行った後って筋肉痛になりますよね。
しかしながら、こんな経験ってありませんか?
筋肉痛が遅れて2日後に来たという経験を・・・・
よく、歳をとると筋肉痛が遅れてくるといわれていますが、この筋肉痛が遅れてくる原因は何なのでしょうか?
今日は、そんな疑問について考えていきたいと思います。
Contents
加齢のせいではない???
歳をとると筋肉痛が遅れてくるといわれていますが、実は筋肉痛が遅れてくる原因は加齢は関係ないといわれています。
ある研究では、20代の若者と高齢者の人とで同じ負荷で筋肉痛が出る時間を知れべた結果、差はなかったことが明らかとされています。
それでは、なぜ歳をとると筋肉痛が遅れてくるような気がするのでしょうか?
そこには、以下のような原因があるといわれています。
筋肉痛のメカニズムや筋肉痛が遅れてくる原因
先行研究からも筋肉痛が遅れてくる原因は明確に明らかとされていません。
しかしながら、大まかに筋肉痛の原因や遅れてくる原因は以下の要因が影響しているといわれています。
筋肉痛のメカニズム
乳酸などの疲労物質の蓄積
筋トレなどを行うと、筋肉に疲労がたまっていきます。
このたまった疲労物質が、筋肉痛の原因といわれています。
運動直後の起こる筋肉の痛みの原因はほとんどが疲労物質が原因とされています。
ただし、筋肉の疲労物質は、トレーニング終了後徐々に分解されていくため、遅れてくる筋肉痛に疲労物質はあまり関係していないといわれています。
筋肉が修復する際の炎症
トレーニングによって傷ついた筋肉の繊維は、分解されてから、その部分に新しい筋繊維が合成されます。
損傷した筋繊維やその周辺組織が回復過程で炎症を起こすことが分かっています。
その際に発生する痛み物質が筋膜を刺激し、痛みを伴います。
これが筋肉痛の原因ともされています。
筋繊維の損傷
トレーニングを行い大きな力を発揮すると筋肉に小さな断裂が起こります。
この断裂が炎症を起こし痛みが発生するともいわれています。
ただし、筋損傷は運動中に起こるので、遅れてくる筋肉痛とは関係ないといわれています。
筋肉痛が遅れてくる原因
毛細血管の発達
運動習慣がある人は毛細血管が発達しているため、筋肉内に発生した痛みを引き起こす物質が筋膜まで運ばれるのが早いため痛みを早く感じるとされています。
逆に普段運動をしない人は毛細血管が発達しておらず、痛みを引き起こす物質が運ばれるのが遅く、遅れて筋肉痛がやってくるといわれています。
歳をとると筋肉痛が遅れてやってくる気がするのは、加齢に伴い普段の運動習慣が若い時と比べて少なくなり、痛みを引き起こす物質の運搬が遅いためともいわれています。
運動強度が低い
もう一つの原因として、先行研究の結果から、運動強度が低いトレーニングは遅れて筋肉痛が遅れてくるといわれています。
歳をとると、マックスの強度でのトレーニングがなかなかできなくなり、知らず知らずのうちに軽度のトレーニングになってしまい筋肉痛が遅れるともいわれています。
これらが筋肉痛が遅れてくる原因とされています。
筋肉痛が遅れてこないようにするには?
筋肉痛が遅れてこないようにするには、ズバリ普段から適度に運動をすることを心掛けることが重要となってきます。
毛細血管が活発になり、疲労物質の運搬を早めてくれます。
また、高強度のトレーニングも難なく行えるようになり、筋肉が遅れてこないようになります。
さらにさらに、健康面にとっても多くのプラスをもたらしてくれます。
まとめ
今回は筋肉痛が遅れてくる原因について考えてきました。
筋肉痛が遅れる原因と年齢は関係ないようですね。
普段から活発に運動を行えば筋肉痛なんて怖くないですよ。
健康的な毎日を過ごしましょう。
それでは!
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