こんにちは、ヒロです。
皆さんは、走った後や運動後に血尿になったという経験はありませんか?
確かに、運動して血尿になるって珍しいことだと思います。
しかし、このサイトを訪れた人は、ランニングなどを走った後や運動・部活の練習後に血尿で悩んで訪れていただいた方が多いと思います。
今日は、そんな、ランニングや部活の練習などの運動にって血尿になる原因や対策などについて考えていきたいと思います。
Contents
血尿とはどんな症状?
まず血尿とはどういった症状なのでしょうか?
血尿とは字の通り尿に赤血球が混じった症状となります。
健康診断において尿検査に血液が混じっている割合は、大学生で5%ほど、40代は男6%女10%、60代は男11%女24%、80代以上は男17%女29%であるといわれています。
年齢が上昇するほど血尿のリスクが高まることが分かります。
また、健康な人でも、特に体に問題がなくとも、ごくたまに血尿が出ることがあるとされています。
血尿の多くは、腎臓や膀胱に何らかの原因がある可能性があり見逃せない症状とされています。
走ったり運動後に血尿になる原因
それでは、特に男性に多いといわれている、ランニングや激しい運動をした後に血尿になる原因は何なのでしょうか?
マラソン後や部活の練習後にトイレに行ったらおしっこが血で真っ赤だったら驚きますよね。
実は激しい運動後の血尿は一般的な血尿ではないことが多いとされています。
そうなんです、上記でも説明した通り血尿とは、血液に赤血球が混じった状態を言います。
しかしながら、激しい運動後の血尿には赤血球が混じっていないことがほとんどなのです。
激しい運動後の真っ赤なおしっこは、ヘモグロビン尿やミオグロビン尿といわれています。
ヘモグロビン尿とは?
へモグロビン尿とは、運動によって足の裏に衝撃が伝わり、足裏の血管内の赤血球が壊れることが原因でおこるといわれています。
赤血球の中からヘモグロビンが流れ出し、それが尿中に排出され真っ赤な尿がでます。
マラソンなどの長距離走ったり、剣道などをすることによって足の裏に強い衝撃が加わり、おこりやすいといわれています。
また、尿からヘモグロビンを失うと鉄分も失うため、貧血には注意が必要です。
ミオグロビン尿とは?
筋肉にはミオグロビンといわれる色素たんぱく質が含まれています。
激しい運動によって筋肉が壊れ、ミオグロビンが血中に流出し、腎臓を通り、尿中に排出されたものがミオグロビン尿といわれています。
炎天下での激しい運動や脱水症状などを起こすとこのミオグロビン尿になりやすいといわれています。
これらが、激しい運動後に尿が赤い原因といわれています。
ランニングなどの運動・練習後の血尿の対策
激しい運動時のミオグロビン尿・ヘモグロビン尿の対策としては、水分補給をしっかり行うこと、クッション性の高い靴を履くことなどが対策となってきます。
適度な水分補給によって脱水を防ぎ、ミオグロビン尿の発症リスクを抑えることができます。
また、足にかかる諸劇を和らげることによって赤血球の破壊を防ぐことができます。
事前の対策によってリスクを抑えることができるので事前準備は大切ですよ!
重大な病気のサインの可能性も!?
ヘモグロビン尿やミオグロビン尿は一時的なものであり、ほっておいても自然と治り、健康にもさほど影響は与えません。
しかしながら、血尿は、膀胱がんなどのその他の病気が原因で出ることもあります。
血尿を軽視せずに、血尿がでたら、一度病院へ通院されることをお勧めします。
自分自身の健康のためですよ。
まとめ
今回は、マラソン後などの激しい運動後の血尿について考えてきました。
・血液は健康的な人でも出ることがある。
・激しい運動後の血液はヘモグロビン尿やミオグロビン尿が原因であることが多い。
・膀胱炎や膀胱がんなど他の病気である可能性もあるため、血尿の場合は病院へ診察に行く。
それでは!
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