こんにちは、ヒロです。
皆さんは、アドレナリンと言う言葉を聞いたことがありますか?
スポーツ場面でアドレナリンが分泌されることによって大きな力を出せるという話を聞きます。
また、ボクシングなどの試合場面でもアドレナリンの分泌により痛みが軽減できるという話も聞きます。
アドレナリンってすごい効果を持っていますよね。
今日は、そんなスポーツ場面でのアドレナリンについて記事を書いていきたいと思います。
アドレナリンとは?
アドレナリンとは、副腎髄質より分泌されるホルモンであり、神経節や脳神経系における神経伝達物質です。
アドレナリンが血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度を上げる作用などがあることが分かっています。
このアドレナリンと呼ばれるホルモンは、「闘争か逃走か (fight-or-flight)」のホルモンと呼ばれ、動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられるなどといった状態に相当するストレスを受けることによって分泌されるといわれています。
1895年にナポレオン・ツィブルスキの研究によって初めて発見されました。
アドレナリンとスポーツパフォーマンスの関係性
それでは、このアドレナリンが多く分泌されるとスポーツ場面でどのような効果があるのでしょうか?
アドレナリンが分泌されてた時の反応として以下の反応がおこることが分かっています。
・心筋収縮力の上昇
・心、肝、骨格筋の血管拡張
・呼吸におけるガス交換効率の上昇を引き起こす反応
・痛覚の麻痺(ウイキペディア)
この作用によって、筋肉収縮力が上がり、筋力や収縮力が求められる競技では、普段以上のパフォーマンスを発揮することができるようになります。
ハンマー投げなどで、大きな試合になると自己記録を更新できるのはこのためです。
興奮状態になり、アドレナリンが分泌さえ、いつも以上の力を発揮させてくれます。
また、痛みの麻痺反応がおこることも分かっており、ボクシングなどのダメージを伴う競技でも痛いそぶりをせずに競技に臨めます。
その他にも、呼吸器のガス交換機能を高めるなど持久系の競技でもパフォーマンスをあげるなど様々な競技でアドレナリンは良い効果を与えてくれます。
皆さんは、「火事場のくそ力」と言う言葉を聞いたことはありますか?
切羽詰まった状態で大きな力が発揮できるのはこのアドレナリンの作用だといわれています。
アドレナリンの分泌方法
それでは、このアドレナリンを多く分泌地させるためにはどうしたらよいのでしょうか?
アドレナリンは、生命の危機を回避するために多く分泌される物質とされていまがコントロールできないわけではないんです。
アドレナリンの分泌方法を学んでハイパフォーマンスを発揮できるように頑張りましょう!
音楽を聴く
音楽を聴くとテンションが上がるなど興奮しますよね。
音楽を聴くとアドレナリンの分泌を助けてくれる作用があることが分かっています。
筋トレをしている時や、運動している時、勉強している時に音楽を聴くとアドレナリンが分泌されやすくなり効果的に取り組みうことができます。
以前、スポーツと音楽の関係性に関して記事を書いたんで読んでみてください
カフェインを摂取する
カフェインには興奮作用や心身の覚醒作用があるのでアドレナリンの分泌を助けてくれます。
コールやコーヒー、エナジードリンクなどの多くカフェインが含まれています。
スポーツを行う30分~1時間前に摂取するとアドレナリンの分泌を助け効果的にスポーツ取り組むことができます。
スポーツとカフェインの関係性についてはこちらの記事をお読みください
心理的プレッシャーをかける
皆さんは、仕事などで、あと1時間以内に終わらせなければならない、というプレッシャーがあると今まで以上に頑張れる経験はないでしょうか?
プレッシャーもアドレナリンの分泌を助けることかがあることが分かっています。
人間は追い込まれることによって、かなりの集中力は出すことができます。
適度なプレッシャーをかけて自分自身を奮い立たせましょう!
アドレナリンのデメリット
アドレナリンは、スポーツ場面で様々な能力を向上させてくれることが分かっています。
しかしながら、その反面、攻撃的になり、切れやすくなるといわれています。
その他にも、アドレナリンが分泌されると胃や腸などの筋肉が弛緩するため
消化、吸収、排便などの機能は低下するとことが分かっており、腎臓の機能も制限されるので利尿効果も低下します。
また血圧や脈拍が上昇するので、高血圧や心臓病などの様々な疾患を発症するリスクが高まります。
健康面に対して被害が現れそうですね・・・・・・
まとめ
今回は、アドレナリンとスポーツパフォーマンスについて記事を書きていきました。
まとめとして・・・・
①アドレナリンのは筋力や持久力、集中力などを向上させスポーツパフォーマンスを向上させてくれる。
②アドレナリンは、音楽やカフェイン、プレッシャーなどをうまく使うことによって効果的に分泌させることができる。
③アドレナリンのデメリットとして、病気のリスクを高める危険性もある。
効果的にアドレナリンを分泌させてスポーツで良いパフォーマンスを発揮していきましょう。
それでは!