ヒロ
自身のスポーツ活動を通して感じた問題意識やスポーツ・健康に関する情報発信を行っています。 日頃は、教員をしつつスポーツ科学に関する研究を行っています。 スポーツや健康に関するライター依頼お持ちしております。 ご連絡は以下まで athport.hiro@gmail.com
スポーツ科学

毎日歩くだけで健康的に生きられる? 【ウォーキングと健康 メリットとデメリットなど】

Pocket

こんにちは、ヒロです。

皆さんは普段運動などに取り組んでいますか?

適度な運動やスポーツが健康につながることは多くの方がご存知だと思います。

しかしながら・・・

 

A さん

運動ってつらいしやりたくないわ

 

という方も多い事とおもいます。

確かに運動をすると息も上がり体に疲労感もたまり、つらいと感じる人も多い事と思います。

そんな方にお勧めなのがウォ―キングです。

 

A さん

ウォ―キング???

 

そう、ウォ―キングです。

実は、散歩などのウォ―キングは健康にとってとてもいい効果があることを皆さんはご存知でしたか?

今日は、そんなウォ―キング(歩行)と健康について考えていこうと思います。

ウォ―キングとは?

ウォ―キングとは、時速4~6㎞のスピードで歩行することをいいます。

他の運動やスポーツなどと異なりウエアーと靴があればできるため手軽に行え、お金をかけずに行うことができます。

また、運動強度も高くなく、お年寄りや普段運動を行わない女性の方まで誰でも気軽に取り組むことができます。

ウォ―キングのフォームは以下の動画を参考にしてみてください。

腕を大きくひって歩幅を大きくとってかかとから着地したウォ―キングを心がけましょう。

ウォ―キングの健康効果(メリット)

それでは、ウォ―キングは健康面にどのような効果をもたらすのでしょうか?

心肺機能や骨格筋の強化

まずは、心肺機能や骨格筋の強化です。

ランニングや息が上がる運動でないと心肺機能が強化されないと思っている人も多いと思いますが、ウォ―キングでも心臓が強くなったり毛細血管が増えたりなど心肺機能が向上していきます。

特に、お年寄りや普段運動しない人などは、疲れにくい体を作ることができたりなど効果てきめんです。

また、骨格筋も強化されて寝たきりを防ぐことができ、健康寿命を延ばすことができます。

メタボリックシンドロームなど生活習慣病の予防

ウォ―キングによって、消費カロリーを増やすことができ、脂肪の消費ができメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防をしていくことができます。

最近、体の脂肪が気になる方や高血圧、中性脂肪が気になる方など、ウォ―キングをすることに行って改善することができます。

精神疾患の予防

ウォ―キングなどの低負荷の運動でも、うつ病などの精神疾患のリスクを低下させられることが分かっています。

心身共に良好に生活するためにもウォ―キングは有効的ですね!




どのぐらい歩けばいいのか?

ウォ―キングが健康面などの意効果的なのはご理解いただけたことと思います。

では、1日当たりどのぐらいのウォ―キングを行うと良いのでしょうか?

信州大学大学院医学系研究科スポーツ医科学講座の能勢博教授によると

1日15分のウォ―キングによってうつ病などの生活習慣病、がん、うつ病、認知症のリスクがすべて低下することが明らかとされました。

15分ならだれでも始められそうですね!

もちろんダイエットを目的とする人は30分や1時間など長くすることによってさらに効果を得ることができます。

ウォ―キング(歩行)のデメリット

それでは、ウォ―キングのデメリットは何かあるのでしょうか?

普段運動しない人は急に何時間もウォ―キングすることによって体に大きな負荷がかかり怪我を発症するリスクを高めます。

やりすぎには注意して徐々に強度をあげて時間を長くしていけるといいですね。




まとめ

今回の記事では、ウォ―キングと健康について記事を書いていきました。

ウォ―キングは1日15分の運動でも健康面に大きな効果をもたらすことが分かっています。

誰でも手軽に始められて多くのメリットをもたらしてくれます。

普段運動をしていない人は15分からでもぜひ取り組んでみてください。

 

また、ウォーキング中に音楽を聴くことによって気分を高めて歩くことができます。

ランニングアームバンドを使ってスマートホンなどで音楽を聴きながらウオーキングしてみてください。

音楽は運動にとって多くのよい影響を与えてくれます。

運動と音楽の関係性

それでは!