こんにちは、ヒロです。
皆さんは、普段どの程度お酒を飲みますか?
普段から、お酒ばかり飲んでいると、身近な人から
と注意されることってありませんか?
もしかして、私だけでしょうか?
そんなことはないと思います(笑)
若干無理やりではありますが、今日は、アルコール依存症の症状とその対策について記事を書いていきたいと思います。
どのくらいアルコールをとる人がアルコール依存症なのか?
厚生労働省は、「健康日本21」なのかで、適度な飲酒と多量飲酒を定義しています。適度な飲酒とは1日平均20g程度の飲酒であり、過度の飲酒とは1日平均60gを超える飲酒としています。
アルコール量60gとは、ビール瓶(中)3本相当と言われています。
そして、アルコール依存症とは「大切にしていた家族、仕事、趣味などよりも飲酒をはるかに優先させる状態」がアルコール依存症と言われています。
飲酒のコントロールができず、健康面に悪影響があると分かっていながら飲酒が我慢できない状態です。
アルコール依存症の診断ガイドラインが出されているので、これを参考に、アルコール依存症チェックをしてみてください。
過去1年間に以下の項目のうち3項目以上が同時に1ヶ月以上続いたか、または繰り返し出現した場合
1、飲酒したいという強い欲望あるいは強迫感
2、飲酒の開始、終了、あるいは飲酒量に関して行動をコントロールすることが困難
3、禁酒あるいは減酒したときの離脱症状
4、耐性の証拠
5、飲酒にかわる楽しみや興味を無視し、飲酒せざるをえない時間やその効果からの回復に要する時間が延長
6、明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒
いかがでしょうか、上記の診断に引っかかった場合は、一度病院への通院をお勧めします。
アルコール依存症の症状
WHO(世界保健機構)は、60以上もの病気や外傷がアルコールによって引き起こされていると報告しています。
また、病気だけではなく、事故や事件など様々な社会問題の原因ともななっています。
アルコール依存症に陥ると、身体面、精神面に多くの悪影響をおよぼします。
身体面への影響
飲酒を止めて数時間すると手や全身の震え、発汗、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、幻覚、幻聴など様々な身体への影響がみられます。
また、他飲酒によりアルコールを分解する肝臓が悪くなり、肝硬変や肝障害が現れる危険性があります。
精神面の影響
アルコール依存症に陥ると、うつ病や不眠症などの精神障害が現れます。
うつ病により、ふさぎがちになり、良好な社会生活を送れなくなってしまい、最悪の場合自殺などを招く危険性があります。
また、不眠により、身体の疲労が取れず、ますます身体面へ悪影響をおよぼし負の連鎖に陥ります。
アルコールと鬱についての記事を以前書きましたので一度読んでみてください。
アルコール依存症の対策
それでは、アルコール依存症に陥った時にはどのような対策を行ていく必要があるのでしょうか?
アルコール依存症の治療として、断酒をすることが重要となってきます。
しかし、アルコール依存症に陥ると断酒をすると不安感や睡眠障害などの離脱症状を生じることがあるため、必要に応じて抗不安薬や睡眠薬を併用し症状に対処することが求められます。
薬などを用いて断酒をして離脱症状などの急性期を乗り越えた後は、飲酒によって引き起こされている問題の把握、アルコール依存症に関しての理解をしっかりおこなったうえで、長期間の断酒に向き合うことが重要です。
病院でのディスカッションなどで、アルコールについての知識理解を深めて、継続的に断酒を進めることによってアルコール依存症を改善していくことができます。
まとめ
今回の記事では、アルコール依存症と対策について記事を書きました。
まとめとして・・・・
①アルコール依存症とは「大切にしていた家族、仕事、趣味などよりも飲酒をはるかに優先させる状態」
②アルコール依存症に陥ると、身体面、精神面に多くの悪影響をおよぼす。
③アルコール依存症の対策として、投薬により離脱症状を抑え、長期の通院によってアルコールについて知識を深め、断酒していくことによって改善していくことができる。
アルコール依存症は様々な病気を併発させます。
お酒の飲みすぎには気を付けましょう。
それでは!