アメリカで5月24日、新型コロナウイルスの救援活動に対するチャリティー募集のため、
ゴルフのチャリテーマッチ「Capital One’s The Match: Champions for Charity」が行われました。
そのチャリティーマッチで集まった金額がなんと総額2000万ドル。日本円にすると約21.5億円もの金額になるそうです。
そこで、今回はこれほどの大金を集めるチャリティーマッチに参加した選手の紹介や試合について紹介していきます。
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Contents
ゴルフ界からは超有名人が参加!
・タイガー・ウッズ
まず、ゴルフ界から参加した1人目が皆さんもよくご存知であろうこの方。
「タイガー・ウッズ」です。メジャー選手権で15回の優勝経験を誇り、歴代2位の優勝回数を記録しています。
また、同一年のメジャー選手権を全て制覇するグランドスラムを3度達成し、史上2人目のトリプルグランドスラム獲得者です。
その生涯獲得金額は1億ドルを突破し、賞金ランキングは歴代1位となっています。
・フィル・ミケルソン
続いて、ゴルフ界から参加した2人目は「フィル・ミケルソン」です。
日本での知名度は「タイガー・ウッズ」に比べ、低いかもしれませんが「フィル・ミケルソン」もゴルフ界では超大物。
メジャー大会での優勝数は5度にのぼり、左打ちの選手であることから「The Big Lefty(ビック・レフティー)」の愛称で親しまれています。
生涯獲得賞金ランキングでは「タイガー・ウッズ」に次いで2位の成績につける程の実力ある選手です。
NFL(National Football League:ナショナルフットボールリーグ)からも大スター2名が参戦!
・ペイトン・マニング
NFLから1人目の参戦は「ペイトン・マニング」です。
史上最高のクォーターバックと評されることも多く、実際にリーグMVPを歴代最多の5回受賞しています。
ポジションはQB(クォーターバック)でチームの司令塔の役目を果たし、パスの投げ手です。
2016年3月7日に現役から引退しています。
・トム・ブレイディ
NFLからの2人目の参戦は現在も現役で活躍している「トム・ブレイディ」です。
先述した「ペイトン・マニング」と並び、史上最高のクォーターバックと評されています。
史上最高と評されるのもうなずける戦績を残しており、通算勝利数はクォーターバックとして歴代1位の219勝。
さらに史上2人目となるリーグMVPとスーパーボウルMVPを複数回受賞しているのです。
今回のチャリティーマッチでは、11番ホールにてプロゴルファー顔負けのアプローチショットを打ち、チップインイーグルを決めています。
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試合形式は前後半ホールで変更
・試合はペアマッチ
今回のチャリティーマッチはペアマッチ形式で、タイガー・ウッズはペイトン・マニング、フィル・ミケルソンはトム・ブレイディと組んで試合が行われました。
・前半ホールはフォアボール方式
前半9ホールはフォアボール方式を採用。
フォアボール方式とは、2人1組それぞれ自分のボールでプレーを行い、各ホールで成績の良い方を作用する試合方式です。
お互いがそれぞれプレーすることが出来るため良いスコアが出やすいプレー方式といわれています。
・後半ホールはオルタネート方式
後半9ホールではオルタネート方式で戦われました。
オルターネート方式は2人で1つのボールを交互に打ち合う試合方式です。
交互に1つのボールを打つので、味方に自分のプレーが影響し、緊張感溢れるゲーム展開となります。
まとめ
試合結果は1アップ差でタイガー・ウッズ、ペイトン・マニング組が勝利を収めました。
この試合はテレビで放送されており、その平均視聴者数はテレビのゴルフ中継史上最高となる580万人もの人が視聴していたそうです。
さらに、このチャリティーマッチを通じて、オンラインなどで寄付金が集まり、総額2000万ドル(約21.5億円)もの寄付金が集まっています。
この結果を見るとやはりスポーツが持つ力は偉大であると感じることができるので、現在延期されている各スポーツイベントの再開が待ち望まれます。