Jリーグが「投げ銭システム」を導入！？鹿島はすでに実施していた？

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2020年5月19日、スポーツ報知によりJリーグが「投げ銭システム」を導入する方針を固め、仲介企業の選定に入っていることが明らかになりました。

もしJリーグに「投げ銭システム」が導入されれば、国内のプロリーグにおいて初の試みとなるため気になる方も多いでしょう。

また、Jリーグのクラブである鹿島アントラーズでは既に「投げ銭システム」が実施されており、どのような形で実施されたのか気になるところです。

そこで、

・Jリーグが「投げ銭システム」導入!?
・「投げ銭システム」とは？
・鹿島は既に実施していた？

について紹介します。

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Jリーグが「投げ銭システム」導入!?

日本では主に音楽業界で見かけるようになった「投げ銭システム」がJリーグで導入予定となっています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月末より試合を中断しているJリーグ。

もしリーグが再開されることになったとしてもブンデスリーガ同様、新型コロナウイルスの感染対策として無観客での試合が濃厚で、チケット収入が見込めず売り上げが大幅に減少することが予想されます。

なので、リーグやクラブの収入を少しでも補うために「投げ銭システム」が導入される予定です。

プロサッカーリーグ理事長の村井満チェアマンは4月22日に行われた会見で「投げ銭システム」に関して、新しいチャレンジには積極的にアイデアを出していくとコメントし、検討することを明らかにしていました。

なお、Jリーグに「投げ銭システム」が導入される時期やいくらから寄付できるのかについては現時点(2020年5月19日)では未定となっています。

また、Jリーグの放映権はDAZNが持っているので「投げ銭システム」が導入された場合、どのように展開されるのか注目です。

「投げ銭システム」とは？

投げ銭システムとは、動画配信やサービスに満足した際にインターネットのサイト上に作られたボタンをクリックすることで寄付できるシステムです。

元々はストリートミュージシャンや大道芸人など演者のパフォーマンスに満足したり興奮した際に現金を入れることを投げ銭といわれていました。

しかし、インターネットやSNSの普及により基本的に無料で行われているサービスや動画配信者などに対してサイト上でギフトやお金を寄付することも投げ銭といわれるようになりました。

投げ銭システムが導入されているツールとして、YouTubeのスーパーチャットやアイドル系の動画が多いshowroomなどがあります。

どちらもライブ配信に対して投げ銭できるツールですが、スーパーチャットはお金を寄付、showroomはギフト(バーチャルアイテム)を送る仕組みとなっており、ツールによって投げ銭の仕組みが少し異なります。

ちなみにスーパーチャットでは100円～50,000円までの範囲で寄付でき、showroomでは120円からとなっています。

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鹿島は既に実施していた？

実は、Jリーグのクラブである鹿島アントラーズが5月16日に投げ銭企画を実施していました。

「鹿ライブ」として過去の試合映像を観ながら鹿島アントラーズのOBである中田浩二さんや柳沢敦さん、黒崎久志さん、小笠原満男さん、曽ヶ端準さんなどによって行われたトークライブ。

Jリーグ公式YouTubeで配信された1993年の鹿島対名古屋戦とNHK BS1で放送された2001年チャンピオンシップの鹿島対磐田戦を観ながらスポーツエンターテインメントアプリ「Player!」上で生トークが行われ話題になりました。

「鹿ライブ」での寄付はクレジットカード決済のみで1人500円からとなっており、スーパーチャットやshowroomに比べるとやや高いですが、

名古屋戦のジーコのハットトリックに感動した方やクラブ初となる投げ銭企画に対して称賛する方などのコメントが多数あり、多くの方が投げ銭して「鹿ライブ」を楽しんだようです。

また、特典として投げ銭した方全員にジーコ、小笠原さんのデジタルサイン入り限定フォトがプレゼント、さらに抽選で5名にサイン入りユニフォームがプレゼントなどサポーターにとってはたまらない特典もありました。

Jリーグで「投げ銭システム」が導入された際には、このような特典があるのかも気になるところです。

まとめ

Jリーグが「投げ銭システム」導入!?鹿島は既に実施していた？について紹介しました。

・Jリーグは「投げ銭システム」を導入する方針を固め準備を進めている

・「投げ銭システム」は動画配信やサービスに満足した際にインターネットのサイト上に作られたボタンをクリックすることで寄付できるシステム

・投げ銭企画「鹿ライブ」として鹿島アントラーズが既に実施していた

Jリーグで「投げ銭システム」が導入されると国内プロリーグ初の試みとなるので、楽しみにしているサッカーファンは多いでしょう。

クラブ初となる投げ銭企画を実施した鹿島アントラーズのようにJリーグも先陣を切って新しいことにチャレンジしています。

なので、今後のJリーグの動向に注目です。