2020年5月16日、ドイツ・ブンデスリーガが約2ヶ月の中断期間を経て再開しました。
3月13日から新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグを中断し、欧州4大リーグの中で最も早い再開となったブンデスリーガですが、リーグ再開にあたって中断前と異なる新ルールが適用されました。
そこで、
・ブンデスリーガ再開!
・期間限定の新ルールとは?
・ブンデスリーガのクラブに所属する日本人選手は?
について紹介します。
ブンデスリーガ再開!
ブンデスリーガが再開されたのは、2020年5月16日。
世界中のサッカーファンが待ち望んでいた欧州4大リーグの1つであるブンデスリーガの再開。
この日はドルトムント対シャルケのルール・ダービーを含む計6試合、そして2部の4試合が行われました。
いまだ世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染対策のため、全ての試合が無観客で行われましたが、テレビやネット中継などで観戦していた方は多いでしょう。
また、ピッチ上の選手達の声がはっきり聞こえるなど中断前と比べてスタジアムの雰囲気が異なっていましたが、何よりゴール後のパフォーマンスの際に選手同士が一定の距離を保っていたことが印象に残っている方も多いでしょう。
新型コロナウイルスの感染対策として試合前の整列や握手、ハイタッチはなくスタジアムによってベンチメンバーはマスクを着用し観客席に間隔を空けて座るなど徹底的に対策を行ったうえで試合が行われています。
期間限定の新ルールとは?
再開されたブンデスリーガでは中断前と異なる期間限定での新ルールが適用されています。
それは、「交代枠5人」です。
唯一サッカーのルールを決定することができる機関、国際サッカー評議会(IFAB)によって「2020年12月31日まで」と一時的に改正された今回の「交代枠5人」ルール。
これまでサッカーの交代枠は1試合につき3人(延長戦では4人)でした。
しかし、今後各国のリーグが再開される場合、新型コロナウイルス感染拡大の影響で過密日程が想定され選手の生活に影響を及ぼす可能性があるため、「交代枠5人」の新ルールが決定されました。
なお試合の混乱を防ぐため、交代回数はハーフタイムを除き、各チーム3回までとなっています。
なので、1回の交代で2人以上の選手を出さなければ全ての交代枠を使い切ることができません。
実際、5月16日に行われたドルトムント対シャルケ戦では、シャルケ側がハーフタイムに2人の選手を交代するシーンがあり、早速新ルールを活用しているチームもあります。
「交代枠5人」の新ルールは、今後各国のリーグが再開された際に各競技団体の決定によって適用することができます。
また、新ルールの対象期間は「2020年12月31日まで」と設定されていますが、対象期間も状況次第では2021年以降に延長することができるとされています。
ブンデスリーガのクラブに所属する日本人選手は?
ブンデスリーガのクラブに所属する日本人選手は1部と2部にそれぞれ3人です。
ブンデスリーガ1部
・大迫勇也(FW/MF) 日本代表 所属クラブ ヴェルダー・ブレーメン
・長谷部誠(MF/DF) 元日本代表 所属クラブ アイントラハト・フランクフルト
・鎌田大地(MF/FW) 日本代表 所属クラブ アイントラハト・フランクフルト
ブンデスリーガ2部
・原口元気(MF/FW) 日本代表 所属クラブ ハノーファー96
・宮市亮(FW) 元日本代表 所属クラブ FCザンクトパウリ
・遠藤航(DF/MF ) 日本代表 所属クラブ VfBシュトゥットガルト
ブンデスリーガのクラブに所属している日本人選手は元日本代表や現日本代表の選手ばかりです。
また、大迫勇也選手や長谷部誠選手など日本代表の主軸の選手も活躍しています。
まとめ
【サッカー】ブンデスリーガ再開!期間限定の新ルールとは?についてまとめました。
2020年12月31日まで(対象期間の延長あり)の新ルール「交代枠5人」を適用し再開したブンデスリーガ。
新型コロナウイルスの感染対策として選手同士の握手やハイタッチなどはありませんが、中断前とは違い選手や監督の声、ボールを蹴る音がはっきりと聞こえるので以前と違う視点で試合を観ることができます。
また、今後新ルールの「交代枠5人」を各チームがどのように使うのか注目です。