ヒロ
自身のスポーツ活動を通して感じた問題意識やスポーツ・健康に関する情報発信を行っています。 日頃は、教員をしつつスポーツ科学に関する研究を行っています。 スポーツや健康に関するライター依頼お持ちしております。 ご連絡は以下まで athport.hiro@gmail.com
健康科学

センター試験目前、不安にならず本番で緊張せずに最大限のパフォーマンスを発揮するには? 【メンタルトレーニング・腹痛】

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こんにちは、ヒロです。

いよいよ2019年センター試験がやってきましたね。

今から緊張している受験生の方も多いと思います。

自分の人生がかかってきますしなかなか平常心ではいられないですよね・・・

僕自身、センター試験の時って緊張でお腹をくだしてしまったことをおぼえています。

しかしながら、なぜ大事な試験の時など緊張してしまい、腹痛などに襲われるのでしょうか?

また、本番で最高のパフォーマンスを発揮して高得点をとるためにはどうしたらいいのでしょうか?

今日は試験時に最高の力を発揮するための方法について考えていこうと思います。

2019年センター試験

2019年1月19日・20日とセンター試験が行われます。

平成30年度(2018年度)のセンター試験では58万2,671人が志願し、55万4,212人が受験しました。

国立大やセンター利用での大学受験を考えてる方にとってとても大切なテストになります。

センター試験の受験会場や試験日程は以下のURLからご覧ください。

https://various-a.com/archives/49

なぜ試験中に緊張したり不安になったりするのか?

試験前に不安になったり、当日緊張してしまう人も多いと思います。

ネットで行われた調査によると、全国の20歳前後の男女を対象に行われた調査の結果、8割以上もの人が「緊張しやすい」「あがり症」だと回答したのだとか。

当然人生を左右する試験ですから緊張して当たり前だと思います。

ここでは緊張や不安のメカニズムについて説明していきます。

なぜ、不安や緊張を感じてしまうのでしょうか?

アメリカの心理学者ウィル・シュッツは、人の自尊心には「好かれたい、理解されたい」という“自己好感”、「重要な存在として認められたい」という“自己重要感”、「有能であると評価されたい」という“自己有能感”の3つの欲求があると唱えました。大げさにいえば、私たち人間にとって自尊心とは精神面での生命そのもの。それが傷つけられるかもしれないと感じた瞬間、脳は「あがり」不安や緊張を感じると説明しています。

つまり、試験で「失敗してはならない」「うまくできるだろうか」という感情が、失敗して無能な人だと思われたらどうしようという心配へとつながり、緊張を生み出しているのです。

自分自身の自尊心を守るために緊張・不安がおこるんですね。

緊張がパフォーマンスに与える影響

それでは、緊張や不安を感じると身体面やパフォーマンスにどのような影響をおよぼすのでしょうか?

緊張や不安を感じると血液中のノルアドレナリン値が上昇します。

このノルアドレナリンは覚醒や興奮に関係している神経伝達物質で、脳の青班核というところにあるノルアドレナリン神経から分泌されます。

ノルアドレナリンは自律神経の交感神経を活性化します。そして、交感神経が刺激されると心拍数や体温、血圧が急上昇するため、動悸や発汗、震えなどの症状がおこります。

緊張して心臓がバクバクするのはこのためなんですね。そして、血圧が上昇し腸の活動が活発になり腹痛や下痢などの症状にもつながってしまいます。

また、過度の緊張は頭が真っ白になり学習面でのパフォーマンスを低下させてしまうことも明らかとなっています。

過度の緊張は、パフォーマンスに悪影響をおよぼしてしまうんですね・・・・




志望校に合格するために最大限のパフォーマンスを発揮する方法

それでは、試験で最高のパフォーマンスを発揮できるように緊張をやわらげるにはどうしたらいいのでしょうか?

心を一定に保つためには、考え方や気持ちの持ちようがとても重要となってきます。

そもそも、緊張の原因は「自分をよく見せたい」「失敗したらどうしよう」という自尊心を守りたいという考えからおこります。

そのため、全部が全部完璧を求めすぎず、周りの目を気にしないことが緊張の緩和につながります。

 

A さん

結局気持ちかよ・・・・・

と思った人もいるのではないでしょうか?

 

僕自身、様々な場面で緊張したり、あがりすぎて失敗したりなどの経験が数多くあります。

しかしながら、長い人生うまくいくこともあればうまくいかないこともあり、全部が全部成功するなどありえません。

いがいと失敗しても人生なんて何とでもなるんです。逆にその失敗が人生をいい方向に動かしてくれたこともありました。

考え方を変えるだけでだいぶ気持ちの持ちようって変わってくれて緊張って解けるんですよ!

 

また、深呼吸をしたりストレッチを取り入れることでも緊張を緩和させることができます。

自分自身のリラックス方法を身に付けることもお勧めします。

その他の緊張緩和方法はこちらを参考にしてみてください。

まとめ

今回は、センター試験や試合などの緊張場面での心の整え方について考えてきました。

一度きりしかない人生、なるべく本番でいいパフォーマンスを発揮できるようにメンタルも鍛えていくことが大切ですね。

いよいよセンター本番、気負いし過ぎずに本番に臨みましょう!

受験生ファイト!

それでは。

 

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本番で最大限のパフォーマンスを発揮するためにはメンタルトレーニングが重要になってきます。

センター試験に限らず、面接やプレゼンスポーツでの試合など様々な場面で緊張することがあると思います。

本番で最大限の力を発揮できるようにメンタルトレーニングを取り入れましょう!