こんにちは、ヒロです。
皆さんは、辛い食べ物は好きですか?
寒いときに辛い食べ物を食べるとポカポカとしてあったまりますよね!
でも、なんで辛い食べ物を食べると体が温まるのでしょうか?
今日は辛い食べ物を食べた時に体におこる反応と健康面に与える影響について考えていきたいと思います。
Contents
辛い食べ物を食べるとなぜ体が温まるのか?
辛い物をたべると体が心から温まって汗が噴き出してきますよね!
寒い冬は辛い食べ物のおかげで乗り越えることができます。
しかしながら、なぜ辛い食べ物を食べると体が温まるのでしょうか?
それはトウガラシなどの辛い食べ物にはカプサイシンという物質が含まれており、
このカプサイシンは体の中のアドレナリンというホルモンは高める作用があります。
体にアドレナリンが放出されることによって、代謝が上がり、体温が上昇します。
これが辛い物を食べると体が温まる理由と言われています。
冷え性の人は、辛い食べ物を食べることによって冷え性の改善につながりますよ!
辛い食べ物が健康面に与える影響(メリット)
体を温める以外にも辛い食べ物を食べることのメリットは何があるのでしょうか?
ダイエットに効果的である
実は辛い食べ物を食べることによってダイエット効果があることが分かっています。
カプサイシンの作用によって代謝が上がることによって、脂肪の燃焼率が上昇することが分かっています。
また、太りにくい体にしてくれます。
カプサイシンを主原料としたダイエットサプリメントも販売され始めています。
発汗によって体温を下げる
これは意外かもしれませんが、辛い食べ物は一時的に体温を上昇させますが、発汗を促すため、その後体温を下げることが分かっています。
発汗の影響で徐々に体が冷えて、無理のない形で涼しさを実感できるます!
水分の発散
発汗で体温が下がるだけでなく、余計な水分が発散することができます。
夏は暑さのため、水分を必要以上に摂取して水太りをすることがあります。
辛い食べ物は、むくみを予防することができ美容や健康にとっても役立つ性質を持っています。
味付けの役割
辛い食べ物のメリットは何といても風味をよくするということではないでしょうか?
薄味の料理に辛い食べ物を少しだけ添えるだけで、複雑な風味が生まれて美味しく感じられるようになります。
薄味の味噌汁に対しては、七味唐辛子をかけると、山椒や唐辛子の辛味で美味しくなるのも同じ理由です。
塩分や糖分のとりすぎで味付けを気を付けている人などには辛み成分は効果的かもしれませんね!!
辛い食べ物を食べるデメリット
続いて辛い食べ物のを食べることのデメリットです。
辛い食べ物を食べると普段以上に体温が上昇します。
そのため、必要以上に体力を消耗してしまう危険性があります。
また、発汗作用によって水分が体から出て行ってしまいます。
そのため、こまめな水分補給を怠ると、脱水症状になる危険性があります。
辛い食べ物も食べすぎには気を付ける必要がありそうですね。
どこからが食べすぎになるのか?
それでは、どこからが辛い食べ物が食べすぎと言えるのでしょうか?
日本ではカプサイシンの摂取量について明確な基準は設けられていません。
しかしドイツでは、カプサイシンの摂取量について調査をおこない基準をもうけています。
体重60㎏の成人の1日のカプサイシンの摂取量は最大5mg/kg bwと基準を設けています
これは、トウガラシ4000~5000本ほどのカプサイシン量になるのでさすがにここまでの量はとらないですよね・・・・(笑)
まとめ
今回の記事では、辛い食べ物の食べることのメリットとデメリットについて記事を書きました。
まとめとして・・・・
①辛い食べ物は、体温をあげるほかにダイエット効果もある。
②しかし食べすぎは、体力の消耗や脱水症状の危険性をもたらす。
③体重60㎏の成人の1日あたりのカプサイシンの摂取量は最大5mg/kg bwが基準とされている。
寒い季節は辛い食べ物を食べて体を温めましょう!
しかしながら、食べすぎには注意がひつようですよ。
それでは!