こんにちは、ヒロです。
皆さんは、普段どんな筋トレを行ってトレーニングを行っていますか?
自分の体重で行う自重トレーニングやバーベルやダンベルを用いたウエイトトレーニングなど様々なトレーニングを行って筋肉をいじめていることとおもいます。
そんな中で、加圧トレーニングと言う言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことがある人が多いと思いますが、今日はそんな加圧トレーニングについて記事を書いていこうと思います。
加圧トレーニングとは
加圧トレーニングとは、腕と脚の付根に専用のベルトを締め、適切な圧力をかけます。
個人に合った適正な圧力を加えて血流量を制限してトレーニングを行う方法を加圧トレーニングといいます。
血圧を測る時などに腕に巻いて圧をかけますよね。
あの感覚に似ています。
ベルトで血流を制限することによって最大筋力の20%ほどの低いちからでも簡単に筋力や筋肉を強化することができるようになります。
加圧トレーニングはスポーツ選手をはじめおおくのひとにとりいれはじめています。
加圧トレーニングの効果(メリット)
それでは、加圧トレーニングのメリットをあげていきたいと思います。
加圧トレーニングは短い時間で軽い負荷で高負荷でのトレーニングと同等かそれ以上の効果を得られることができます。
全身をまんべんなく筋トレを行おうと思えばおよそ2時間ぐらいの時間はかかってしまいます。
加圧トレーニングでは腕15分、脚15分の計30分の短い時間で2時間の激しいウエイトトレーニングと同じぐらいの効果を得られることができ、トレーニング時間を短縮することができます。
加圧トレーニングが低負荷で高いトレーニング効果を得られる理由
それでは、なぜ、そのように短い時間で軽い負荷で高いトレーニング効果がえられるのでしょうか?
通常のウエイトトレーニングによる筋トレでは、筋肉を損傷させて、超回復によってどんどん筋肉や筋力をアップしていきます。
それにくらべ、加圧トレーニングは体内環境を変化させることによって筋肉や筋力をアップしていきます。
加圧トレーニングをおこなうと血流が制限されて筋肉内が低酸素状態になります。
筋肉内の酸素量が制限させることによって、大量の酸素を必要とする遅筋繊維の活動が制限されて、筋肥大しやすい速筋繊維の活動が活発になります。
また、加圧ベルトを締めることで、回復し辛い環境が作られるので、運動している部位には大量の乳酸が溜まってきます。
そして乳酸が溜まってくると、回復させようとする反応も高まり、成長ホルモンが大量に分泌されるのです。
通常じの10倍の成長ホルモンが分泌されるといわれています。
速筋繊維に効果的に負荷をかけて、成長ホルモンを大量に分泌させることによって短時間・短期間でも効果が出やすいのです!
ウエイトトレーニングなど大きな負荷をかけてトレーニングができないお年寄りなどでも効果的にトレーニングを行うことができます。
加圧トレーニングのデメリット
加圧トレーニングは脳をだまして低負荷で成長ホルモンを多く分泌させて筋肉を大きくしていきます。
そのため、加圧のみでは、神経系までは発達させることができず、パワーをつけていくことは難しくなります。
また、血流の制限には注意を払うことが大切になってきます。
血流の制限によって、貧血などの症状を起こす危険性があるため、正しい知識をもとに加圧トレーニングを行わないとめまいや貧血など健康面にも多くのデメリットをもたらしてしまいます。
専門家などと一緒に加圧トレーニングをおこなうことをお勧めします。
まとめ
今回の記事では、加圧トレーニングの効果(メリット)危険性(デメリット)について書いてきました。
まとめとして・・・・
①加圧トレーニングは成長ホルモンの分泌を促進させて低負荷での筋肉の肥大を可能にする。
②短期間・短時間で高い効果をもたらす。
③デメリットとして、貧血やめまいなど健康面に悪影響をもたらす危険性がある
加圧トレーニングはおとしよりなど高負荷のトレーニングができないひとでも、多くにトレーニング効果をもたらしてくれます。
しかしながら、知識がない中での1人での加圧トレーニングはめまいや貧血などをもたらす危険性があります。
はじめは、適切な知識をもつトレーナーと一緒に行うことをお勧めします。