ヒロ
自身のスポーツ活動を通して感じた問題意識やスポーツ・健康に関する情報発信を行っています。 日頃は、教員をしつつスポーツ科学に関する研究を行っています。 スポーツや健康に関するライター依頼お持ちしております。 ご連絡は以下まで athport.hiro@gmail.com
スポーツ科学

運動不足が心身に与える影響 【身体や精神面などの健康面にどんな影響があるの?】

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こんにちは、ヒロです。

皆さんは、普段どの程度運動を行っていますか?

週6回の人から休日に少しだけ、はたまた、まったく運動をしていないという人もいらっしゃるのではないでしょうか?

運動不足は良くないとゆうことは様々なところでよく聞きますよね。

今日は、そんな運動不足が心身に与える影響から、どの程度運動を行うべきなのか考えていきたいと思います。



運動不足が精神面に与える影響

運動不足が精神面に悪影響をおよぼすと聞いてもあまりピンとくる方が少ないと思います。

しかし、脳や心の動きは体の動きは密接につながっています。

運動不足になると脳内のセロトニンという物質が減少します。

セロトニンは精神の安定を担う脳内物質であり、これが十分に分泌されることで心が安定し、精神的な健康を維持出来ます。

運動不足だとこのセロトニンが分泌されず、ストレスや不安などを感じやすく精神疾患に陥りやすくなります。

また、睡眠の質もあまり高まらないため、そのほかの悪影響をもたらす原因になります。




運動不足身体に与える影響

運動不足が身体に与える影響として、運動不足により下半身の筋肉をはじめ全身の筋肉が減少します。

また、筋肉のみならず、心肺機能も低下して少し動くだけでゼイゼイと息が上がるようになります。

そのことによって運動をするこのがおっくうになるとさらに運動を避けるようになり、筋肉・筋力の低下が進みます。

日常の何気ない運動でさえ疲労感を感じてしまうようになります。

加えて、筋肉の減少に伴い、体の基礎代謝が下がり太りやすい体になり、メタボや肥満などになる危険性が上がります。

その他にも、若いうちからの筋肉の減少は、老後の運動機能へも悪影響をあたえ寝たきりなどになる可能性を高めます。




求められる運動量

それでは、1日にどの程度の運動を行えばよいのでしょうか?

1日に求められる運動量は、体格や運動経験・体力・性別などの違いによって異なってきます。

運動強度は人によってことなるため、適切な運動時間を知るには、心拍数を利用すると良いといわれています。

『厚生労働省・健康づくりのための運動所要量』に運動時間と心拍数の目安が提示されています。

■年代別の推奨運動時間と目標心拍数(カッコの中は運動強度)
20代・・・180分/週(130拍/分)
30代・・・170分/週(125拍/分)
40代・・・160分/週(120拍/分)
50代・・・150分/週(115拍/分)
60代・・・140分/週(110拍/分)

『厚生労働省・健康づくりのための運動所要量』

 

週当たりの推奨運動時間あらわされていますが、20代の人で130拍/分の運動を1日に約26分ほど行うと良いということになります。

30代の人では125拍/分の運動を1日に約24分ほど行うと良いということになります。

これが1日の適切な運動量の目安となります。

 

まとめ

今回は、運動不足が心身に与える影響について記事を書きました。

まとめとして・・・・

①運動不足になると脳内のセロトニンが減少しうつ病などの精神疾患のリスクを高める。

②運動不足は、筋肉を減少させ、肥満のリスクや老後の悪影響をおよぼす。

③1日の運動量の目安は、心拍数をもとに『厚生労働省・健康づくりのための運動所要量』の表を参考に行うと良い。

 

運動不足に気を付けて心身ともに健康的に生きましょう。

楽して筋肉を動かしたい方はこちらをお使いください

それでは!