スポーツ科学研究

スポーツでのドーピングって何がいけないの? 【ドーピングが身体に与える影響と倫理的問題】

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こんにちは、ヒロです。

皆さんは、ドーピングと言う言葉を聞いたことがありますか?

スポーツ大会などでドーピングによって出場禁止やメダルはく奪などのニュースを見かけることがありますよね。

しかし、なぜドーピングが禁止されているか言っていますか?

僕自身。隠れて使う人がいるなら、禁止にしなければみんな同じように使えて公平性が保たれるのでは?と考えることがあります。

今日は、そんなドーピングについて記事を書いていきたいと思います。



ドーピングとは?

ドーピングとは競技能力を増幅させる可能性がある手段(薬物あるいは方法)を不正に使用することであり、スポーツの基本的理念であるフェアプレーに反する行為です。

(日本オリンピック委員会)

日本オリンピック委員会はドーピングについてこのように説明しています。

つまり、スポーツでのパフォーマンス向上など競技力を上げるために、ステロイドなどアンチドーピング機関によって禁止されている薬物などを不正に使用することをドーピングと言います。

ドーピングの種類

ドーピングには以下のような種類があります。

1筋肉や瞬発力を増強するもの ・・・・(ステロイドなど)
2興奮状態にさせるもの ・・・・(エフェドリン、シブトラミンなど)
3持久力を増強するもの ・・・・(エリスロポエチンなど)
4精神を安定させるもの ・・・・(リタリンなど)
5遺伝子を操作するもの ・・・・(遺伝子を改変しスポーツに適した体を作る)

1のドーピングは瞬発系やパワー系のスポーツで使用されています。(ハンマー投げなど)

2のドーピングは覚醒水準を高める効果があり、ラグビーなど、フィジカルコンタクトの激しいスポーツで用いられます。

3のドーピングはマラソンやクロスカントリーなど全身持久力が勝敗に関わるスポーツで用いられます。

4のドーピングはアーチェリーなど心を落ち着かせ集中力が求められるスポーツで用いられます。

5のドーピングは、あらかじめ遺伝子を改変しスポーツで求められる能力の向上を図ることができます。ドーピングをすり抜けることができるなどの利点があります。

ドーピングの罰則

ドーピングを行うとどのような罰則があるのでしょうか?

アンチドーピング規則では、以下の1から10の内、1つでも該当すればアンチ・ドーピング規則違反となっています。
1)生体からの検体に禁止物質が存在すること
2)禁止物質・禁止方法を使用する、使用を企てること
3)検体採取を拒否、回避すること
4)競技会外検査に関する義務に違反すること
5)ドーピングコントロールの一部を改ざんすること
6)禁止物質及び禁止方法を所持すること
7)禁止物質・禁止方法の不法取引を実行すること
8)競技者に対して禁止物質又は禁止方法を投与・使用すること
9)規則違反を援助、支援、隠し、企てること
10)規則違反者をサポートスタッフとして雇う等で、関係を持つこと

 

これらの規則違反に該当すると・・・・

・大会成績の自動的な失効

・2~4年の大会出場の停止

・スポーツに関わる全ての活動の停止

これらの厳しい罰則が与えられます。



ドーピングが身体に与える悪影響と倫理的問題

それでは、なぜドーピングが禁止とされているのでしょうか?

禁止にせずみんなが同じようにドーピングを行えば、公平性が保てられるのではないでしょうか?

それは、ドーピングをおこなうことによって、健康面に様々な悪影響をおよぼすことが分かっているためです。

健康面での問題

ドーピングを行うと、一時的なパフォーマンスは向上させることができますが、その後に多くの副作用があることが分かっています。

例えば、ドーピングにより体内の男性ホルモンの数値が大幅に増加し、女性が男性に変化したという事例があります。

その他にも、うつ病や骨粗鬆症、不整脈など心身に多くの悪影響をおよぼし最悪の場合死に至る危険性があることが分かっています。

倫理的問題

ドーピングを許すと、皆がパフォーマンスを上げるためにこぞってドーピングを行うようになります。

健康面などお構いなしに、ドーピング合戦になり、競技で良い成績をとるためだけに選手の身体がドーピングによって薬漬けになることが容易に想像できます

スポーツは、多くの感動を与えてくれますが、だれも薬づけにされたサイボーグの活躍を見たいとゆう人はいないのではないでしょうか?

選手の健康面やスポーツの公平性を守ること、人間としての倫理的な配慮からドーピングは禁止されています。



まとめ

今回はドーピングについて記事を書いてみました。

まとめとして・・・

①ドーピングとは、スポーツの競技力を意図的に上げる不正である。

②ドーピングを行うと罰則があり、多くの社会的な信頼を失うことになる。

③ドーピングを使用することは健康面への悪影響や倫理的問題があり禁止となっている

 

近年、禁止な成分が入っていると知らずに食べたものによってドーピング検査に引っかかったり、風邪薬でもドーピング反応が出ることがあります。

ドーピングをしないように、自身が食べる食べ物や薬などにどのようなものが入っているのか気を付けることが大切です。

それでは!