ヒロ
自身のスポーツ活動を通して感じた問題意識やスポーツ・健康に関する情報発信を行っています。 日頃は、教員をしつつスポーツ科学に関する研究を行っています。 スポーツや健康に関するライター依頼お持ちしております。 ご連絡は以下まで athport.hiro@gmail.com
スポーツ科学

ランニングをするとど忘れがなくなる?  【有酸素運動と記憶力の関係性】

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こんにちは、ヒロです。

皆さんは、普段ランニングなどの有酸素運動ってやってますか?

ランニングは、体も絞れて、気分も爽快になりますよね。

しかしながら、ランニングなどの有酸素運動の効果はそれだけじゃないって知っていましたか?

実は、有酸素運動を行うことによってど忘れが少なくなるって言われてるんです。

人との約束や仕事などでやらなければならないことをすぐに忘れてしまう人にとって、ランニングは記憶力をあげてくれる便利な習慣なんですよ。

今日はこの有酸素運動と記憶力について記事を書いていきたいと思います。



ランニングが記憶力を挙げる?

オーストラリアで行われた先行研究によると有酸素能力に優れた人は、座りっぱなしの人と比べて、ど忘れをすることが少ないことが明らかとなっています。

この研究では、55名の被験者を集め、60代と20代の2つの年齢層に分類して、ドわすれする頻度を測定しました。

測定方法としては、20個の質問に基づいて、その人物の名前を挙げるテストを行いました。

その後、エアロバイクで、60分間の有酸素能力のテストを行った。

その結果、有酸素能力が高いものほど、単語や名前をど忘れする確率が低かったことが明らかとされて。

この理由として、運動が、言語処理をつかさどる灰白質という脳の部分を強くするからだといわれています。

定期的にランニングや運動を行うものは、脳の灰白質の量が増え年をとってもど忘れする確率が低いことが分かりました。



どのぐらいの強度が効果的なのか?

それでは、どのくらいの強度の運動を行うと記憶力などの認知機能を高めてくれるのでしょうか?

筑波大学の研究チームが行った研究では、脳の認知機能や記憶力を向上させるためには、軽運動が効果的であると明らかにしました。

軽運動は高運動と比べ、脳を刺激して、脳の海馬内の神経新生を促進するためだといわれています。

 

ヒロ

記憶力を高めるためには、激しいハードなトレーニングはいらないんだね!




有酸素運動を始める習慣をつけるために

有酸素運動が脳の記憶力や認知機能に良い影響を及ぼすことは理解できたと思います。

しかし、今まで運動に積極的に取り組んでなかった人は、有酸素運動を習慣づけるまでが大変ですよね。

運動って苦しい、つらいというイメージを持っている方もいることと思います。

皆さんは、LSDと言う言葉を聞いたことはありますか?

息をあげづに、おしゃべりしながらゆっくりなペースでのジョギングのことです。

以前記事を書いたのでよかったら読んでみてください。

https://muscle-prof1.com/2018/10/08/post-859/

 

この、LSDなら、有酸素運動がつらいと感じられずに続けることができると思います。

記憶力や認知機能以外にも体力低下の防止や心身の健康増進に役立ってくれます。

友達とおしゃべりしながらぜひLSDを始めてみてください。

 

まとめ

今回は、有酸素運動と記憶力に関して記事を書いていきました。

まとめとして・・・・

①有酸素運動は、脳の記憶力や認知機能を向上させる

②高強度の運動よりも軽運動のほうが効果的である

③運動習慣がない人は、LSDなど辛くない運動から始めてみよう

 

習慣的に有酸素運動を取り入れて、健康的な体を手に入れて、さらに記憶力も向上させていきましょう。

それでは!