ヒロ
自身のスポーツ活動を通して感じた問題意識やスポーツ・健康に関する情報発信を行っています。 日頃は、教員をしつつスポーツ科学に関する研究を行っています。 スポーツや健康に関するライター依頼お持ちしております。 ご連絡は以下まで athport.hiro@gmail.com
スポーツ科学

外気の気温がスポーツのパフォーマンスに与える影響  【気温と運動能力の関係】

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こんにちは、ヒロです。

皆さんは、暑い夏の日や寒い冬の日とどちが運動しやすいですか?

夏の日は運動をすると汗がじめじめして気持ち悪いし、冬は寒くて運動したくないし・・・・

どっちも嫌か(笑)

今日の記事では、夏や冬など外気の気温が暑かったり寒かったりするとスポーツのパフォーマンスにどのような影響を与えるか書いていこうと思います。



暑さがスポーツのパフォーマンスに与える影響

暑さがパフォーマンスに与える影響として、暑い夏などは運動を行うことによって、大量の汗をかきます。

人は体内の水分を失うと運動能力が低下するといわれています。

特に、外気の気温が高い時に体の水分を失うと例え体の水分量の1%だけを失ったとしてもパフォーマンスが低下することが分かっています。

先行研究の結果から、気温が30℃の時と5℃の時で同じ1%の水分が減少したとしても、気温が30℃の時のほうがパフォーマンスが低下することが分かっています。

その後も、2%~さらに減っていくにつれてさらにパフォーマンスは低下していき気温が高いほどパフォーマンスの低下が著しくなります。

人は1時間に吸収できる水分量はおよそ800mlと言われており、炎天下の中でスポーツを行うことによって1時間に吸収できる量以上に体から水分が汗として失われ、水分補給が追い付かずみるみるパフォーマンスの低下につながります。

マラソン選手やロードレーサーなど長時間の運動を行うアスリートは試合の後半にかけて著しい脱水症状に陥りパフォーマンスの低下はもとより、熱中症などの危険性もあがります。



寒さがパフォーマンスに与える影響

冬などの寒さの中での運動では、筋の震え(ジバリング)や代謝亢進により余分なエネルギーの発散や寒さにより筋肉内の温度がうまく上昇せず、パフォーマンスの低下がおきます。

ジバリングとは、寒い冬などに体が震えるあれです(笑)

体を震わせ、筋肉を動かすことによって、熱を生み出そうとします。

この時に、糖質などの持久系のスポーツのエネルギー源が使用されて、レース後半などにエネルギー不足に陥ることがあります。

 

ヒロ

寒すぎても暑すぎてもパフォーマンスの低下を招いてしまう危険性があるんですね・・・・

パフォーマンスを落とさないための対処法

それでは、暑い夏の日や寒い冬の日にパフォーマンスを極力落とさないようにスポーツや試合に取り組めるようにするにはどのようにしたらよいのでしょうか?

暑さ対策

パフォーマンスの低下を防ぐための暑さ対策としては、スポーツを行う前に多めに水分をとっておき、体内の水分量を増やしておくことが大切となります。

また、運動中もこまめに水分(水だけでなく電解質もとりましょう)や休憩を行い、脱水症状を防ぐようにしましょう。

寒さ対策

寒さによる体の震え、ジバリングを防ぐために、ウエットスーツなどの防寒着を着用すること。

また、事前のウオーミングアップをしっかりと行い、筋肉の温度を高め最大限のパフォーマンスを発揮できるようにしておく。

など、寒い中で最大限のパフォーマンスを発揮できるように体の体温を後さない事が重要となってきそうです。



まとめ

今回の記事では、気温とスポーツのパフォーマンスの関係を書きました。

まとめとして・・・・

①熱いと脱水によりパフォーマンスの低下を招く

②寒いと筋温が低く上手く筋肉が動かせなかったり、ジバリングにより余計なエネルギーを使用してしまう。

③体の水分量の減少や体温を適温に保つことがパフォーマンスの低下を防ぐことができる。

 

暑さ寒さ対策をしっかりと行いスポーツに励みましょう

それでは!