こんにちは、ヒロです。
皆さんは、日々ハードにスポーツ活動やトレーニングに取り組んでいらっしゃいますか?
周りの選手に負けないよう、ハードにトレーニングをしている人も多いと思います。
しかしながら、トレーニングのやりすぎは、オーバートレーニング症候群を招き、パフォーマンス低下につながるって知っていましたか?
今日は、この、オーバートレーニング症候群について記事を書いていきたいと思います。
オーバートレーニング症候群とは
オーバートレーニング症候群とは、スポーツ活動やトレーニングのやりすぎによって、トレーニングと回復のバランスが崩れ、慢性的疲労状態のことをいいます。
オーバートレーニング症候群の症状としては、「身体的症状」と「精神的症状」の2つの症状が現れるとされています。
「身体的症状」・・・・疲労感、吐き気、動悸、食欲の低下、手足のしびれ
「精神的症状」・・・・うつ病、焦り、不安、睡眠障害、集中力の低下
などの症状がみられるとされています。
その他にも、スポーツ場面でのパフォーマンス低下や筋肉量の減少、ウエイトトレーニングで挙げれる重さが極端に下がるなどがみられます。
オーバートレーニング症候群の治療法
もしも、オーバートレーニング症候群になってしまったら、治療には「休養」が必須の条件となります。症状にもよりますが、約6ヶ月間の完全休養が必要となってきます。
また、うつ病を併発している場合には、抗うつ剤や睡眠薬などのうつ病の治療も必要となってきます。
治療を始めてから1カ月に1度程度通院を行い、医師の判断のもと徐々にトレーニングを再開していきます。
最初は10%ほどの強度でのトレーニングを行い、1週間おきに徐々に10%づつ強度を挙げていきます。
途中でトレーニングがつらいと感じたり、再発につながるサインがみられた場合は、強度を落としてトレーニングを行うようにします。
周りの選手においていかれる不安がありますが、焦って高強度で行うと再度オーバートレーニング症候群が再発する危険性があります。
急がばまわれ、徐々にコンディションを戻していくことが大切となってきます。
オーバートレーニング症候群の予防
オーバートレーニング症候群はスポーツ活動やトレーニングのやりすぎが原因で発症します。
体は、使用した分回復させることが必要となってきます。
休養による回復もパフォーマンスや身体を作っていくためには大切なものなんですよ!
生真面目な人ほど、休息はだらけていると考えがちで、常にハードなトレーニングを行いがちになってしまいます。
トレーニングと休息の知識をつけ、適度な休息をとることがオーバートレーニング症候群の予防につながります。
まとめ
今回は、オーバートレーニング症候群について記事を書きました。
まとめとして・・・
①オーバートレーニング症候群が発症するとスポーツ活動場面でパフォーマンスの低下や精神的症状が現れる。
②オーバートレーニング症候群を治療するためには、休養と段階的なトレーニングの再開が求められる。
③オーバートレーニング症候群を予防するためには、トレーニングと休養の知識を身に付け適切な休養を心がけることが大切である。
せっかくハードにトレーニングを行っても、適切な休養ができていないとパフォーマンス低下やうつ病などのリスクが高まります。
自分に合った休養をとれるようにしましょう!
それでは!