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周りの選手のスポーツでの活躍が悔しい アスリートが劣等感との向き合い方 【アルフレッド・アドラーの心理学から】

こんにちは、ヒロです。

皆さんは、周りの人の活躍が悔しくて悔しくてたまらなかったことはありますか?

僕自身、自分より活躍している選手に対して強い劣等感を抱いた経験があります。

「怪我しないかな?」「負けてしまえばいいのに」と考えてしまい、そんなことを考えてしまう自分自身が嫌になってしまったり・・・・・

皆さんもこのような経験を持っている方は中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

スポーツ場面に限った話ではなくて、仕事や恋愛など多くの場面で劣等感を感じることがあると思います。

今日は、劣等感について考えていきたいと思います。

劣等感とは

皆さんは劣等感と言う言葉を聞いたことがありますか?

劣等感とは、ウイキペディアでは、自分が他人に劣っている事。と示されています

周りとの対比によって自分が劣っていると感じる負の感情ともいえるのでしょうか?

劣等感の乗り越え方とメリット

オーストリア出身の心理学者アルフレッド・アドラーはこの「劣等感」について研究を行っています。

世の中には、何十億人と言う人がいるため、必然的に優劣の結果がうまれます。

自分ができないのに他人が出来ること、逆に他人ができないけど自分はできることなど、感じることがあると思います。

何もかもすべて完璧にできるという人はいないのではないでしょうか?

アドラーは、人間として生きている限り、劣等感は誰しもが持つ感情であるといっています。

しかし、この劣等感はとらえ方しだいで、劣等感の感情が正のもの負のものともなりえると示しています。

悔しい、僕もああなりたいと思い努力することで、理想の自分にチ被いていくことができます。逆に悔しさがなければ努力ってなかなかできなくなくないですか?

誰かを見返したいという負のエネルギーは自分自身を大きく成長させるチャンスとなりえます。

このような悔しさをエネルギーに変えて頑張ることこそ成長のチャンスなんですよ!

アドラー自身、身体的なコンプレックスがあり、そのコンプレックスを払しょくするために努力したからこそ世界的な心理学者になれたといわれています。

物事のとらえ方ってとても大切なんですよ!

劣等感のデメリット

アドラーは劣等感を抱くことは当たり前のことでいけないのは劣等コンプレックスを持つことだと述べています。

劣等コンプレックスとは、他者との対比による劣等感を理由に人生の課題に目を背けて努力をしなくなることだと示しています。

「自分なんて努力してもみとめられないんだ」「どうせやったって無駄だ・・・」

と逃げてしまうことが成長を妨げてしまいます。

他者との対比をネガティブに捉えるのではなく、プラスの方向に捉えていくことが大切なんですね!

まとめ

今回は、劣等感についての記事を書いてみました

まとめとして・・・

①劣等感は誰しもが持つ感情である

②劣等感のメリットは悔しさをはねのけるために努力することができ、自分自身を成長させることができる。

③逆にデメリットとして、劣等感をネガティブに捉えてしまい、努力することから逃げてしまう危険性がある。

自分自身の感情は自分自身が一番理解していることと思います。苦しい時や悔しい時、うまくいかないとにどのように捉えられてプラスの方向に考えて歩んでいくことができるのかが大切なことだと思います。

スポーツの場面では、記録や結果などでどうしても目で分かりやすく優劣が生まれます。

自分自身の考え方をコントロールしてポジティブに行動していくことが大切だと思います。

それでは!