ヒロ
自身のスポーツ活動を通して感じた問題意識やスポーツ・健康に関する情報発信を行っています。 日頃は、教員をしつつスポーツ科学に関する研究を行っています。 スポーツや健康に関するライター依頼お持ちしております。 ご連絡は以下まで athport.hiro@gmail.com
スポーツ科学

ゆっくり走るLSDの効果【ゆっくり走って持久力って本当につくの?】

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こんにちは、ヒロです。

皆さんは、ランニングをする時どのぐらいのすぽーどで走りますか?

息が切れるぐらいペースを上げてランニングをする人、ゆっくりとしたペースでのんびり走る人などなど、走るペースは人それぞれだと思います。

僕自身は、あまり苦しみたくないので、のんびりゆったりとしたペー素手長く走るようにしています。

このゆったり走るランニングのことをLSDと言うことを皆さんは知っていましたか。

今日は、このLSDについて記事を書いていきたいと思います。

LSDって何?

LSDとは、ロング・スロー・ディスタンスの略です。日本語に直訳するとゆっくりと長く走るトレーニングと言う意味になります。

では、ゆっくりとはどのくらいのスピードなのでしょうか?

ペースは、年齢や運動歴によりけりですが、だいたい1km当たり7分~8分ほどのゆったりとしたペースとされています。

笑顔でおしゃべりしては知れるぐらいのペースとされています。

これぐらいのスピードなら普段運動をしていない方でも、走ることができるのではないでしょうか?

しかしこんなに遅いスピードでランニングをしてランニングの効果が得られるのでしょうか?

LSDのメリットについて考えていきましょう。

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LSDのメリット

①ゆったりなぺ―スのため無理なく続けられる

まずは、何といても初心者でも無理なく走れるということではないでしょうか?

どうしても普段運動をしない人からするとランニング=苦しいものと捉えがちです。

しかしながら、息が上がらず、苦しまずにはしれることによ、初心者の人も無理なく運動が続けられることがメリットと言えます。

②体の毛細血管を増やして長く動ける体になる

LSDはゆっくりと入るために、筋肉の毛細血管の血流が流れ続ける状態が長時間に渡り続くことで、体が更に毛細血管が必要だと感じることで毛細血管が増やす効果があります。

毛細血管が増えればその分筋肉に行き渡る酸素の量が増えるので、長時間の運動でも長く動ける、長時間運動しても疲労が溜まりにくくなります。

ゆっくりと長い距離を走るので、運動負荷は軽く体感的には楽に感じてスタミナや持久力が向上しているように感じにくいですが、毛細血管を増えた結果、スタミナ増強につながります。

③筋持久力の向上

毛細血管の発達のみならず、遅筋を鍛えろ事ができ長時間の運動に耐えられる筋肉を育成することができます。

このように、LSDは、

・全身持久力

・筋持久力

これら有酸素性持久力を鍛えるうえで、効果の高いトレーニングであることが言えます。

また、長い距離を走るためのメンタル面の強化にもつながってきます。

LSDのデメリット

上記のようにLSDは、たくさんのメリットがありますが、逆にデメリットも存在しています。

それはLSDでは、普段のランニングのペースとは比べるまでもないほどゆっくり走ります。

そのため、いつもより重心が後ろへ下がってしまったり、長時間走るためゆっくり走るフォームが癖になってしまいます。

重心が後ろへ下がることで、ランニングのフォームが崩れやすくなります。

また腰を痛めたりなどの故障につなながる危険性もあります。

LSD後の体のケアを怠らないように気を付ける必要があります。

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まとめ

今回の記事では、ゆったりランニングを行うLSDについてかきました。

まとめとして

①メリットとして、全身持久力や筋持久力、メンタル力など持久走に欠かせない能力を幅広く向上させてくれます。また、運動初心者でも無理なく運動に取り組めます。

②デメリットとしてフォームが崩れたり、腰を痛めたりする可能性があります。運動後の適切なケアが必要となってきます。

普段運動をしてない方!

これを機に、ぜひこのLSDを取り入れて運動をスタートしてみてはいかがでしょうか?

体力を高められて体をシェイプアップできますよ!

それでは!