ヒロ
自身のスポーツ活動を通して感じた問題意識やスポーツ・健康に関する情報発信を行っています。 日頃は、教員をしつつスポーツ科学に関する研究を行っています。 スポーツや健康に関するライター依頼お持ちしております。 ご連絡は以下まで athport.hiro@gmail.com
スポーツ科学

風邪をひいた時の栄養補給について 【風邪予防から風邪発症時の対策まで】 

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こんにちは、ヒロです。

皆さんは、風邪をひいたことありますか?

皆さん

あたりめーだろ 

風邪ひいたことがある人が多い事と思います (笑)

日本人は、1年で平均5~7回、ひと冬では2~3回は風邪をひいているというデータがあります。

 

風邪をひくと体がだるくてつらいですよね・・・・

学生時代なら、

ヒロ

だりーから学校さぼっちゃえ

といって休むこともできましたよね。(僕だけか 笑)

 

しかし、まじめな学生や社会人の方などは学校や会社を休むことができず、風邪をひいたとしても無理をして学校や会社に行っているのではないでしょうか?

今日は、風邪予防や発症中の対策のための栄養補給について記事を書いていきたいと思います。

風邪予防や風邪の症状をやわらげるためには栄養補給がとても重要になってくるんですよ!

知ってましたか?




 

なぜ風邪をひくの

まず、風邪の正式名称は「急性上気道炎」、医学的には「風邪症候群」と呼ばれています。

風邪にかかる原因は9割がウイルスの感染によるものとされています。

通常、体の免疫システムがしっかりしていれば、ウイルスがとりついても免疫作用によりウイルスがすぐに排除され、風邪の症状がでることはありません。

しかし、季節の変わり目などの急に暑くなったり、寒くなったりと気温の変動が激しいときに体温調節がうまくいかなくなったり、体力が落ちたりすると免疫力も落ちてしまいます。

そのような時、風邪ウイルスは喉や鼻の粘膜にとりついて、そこで仲間を増やそうとします。ウイルスは、鼻や喉の粘膜細胞の中に入り込むと仲間が増え始め、風邪の症状が現れます。

つまり、風邪を予防するためには、体の体温や免疫力を高めウイルスに感染しないようにする必要があります。

 

風邪を予防するための栄養補給について

風邪を予防するための栄養摂取としてまずは、バランスの良い食事を心がけることが重要となってきます。

食事の量が極端に少なくエネルギー不足に陥ると免疫力が低下して、風邪に感染してしまいます。

自分の体に合った適切な量の食事を心がけることが重要です。

一日に必要なカロリー(エネルギー)の計算はこちらから

https://www.no1-diet.com/cat2/post_86.html

また、風邪予防の研究は長らく行われてきました。

まだまだ、現在の研究結果では科学的に立証まではされていませんが、風邪を予防する栄養素としてビタミンC亜鉛が効果的であるのではと言われています。

・ライナス・ポーリング博士の研究結果では、ビタミンCは白血球の活動を活発にさせ体の免疫力を高めウイルスを除去するとされています。

・ある先行研究では、亜鉛はウイルスが粘膜に付着したり増殖するのを防いだり、炎症を和らげる効果があると言われています。また、亜鉛は直接ウイルスを殺す効果があるといわれています。




風邪をひいたときの栄養補給について

とはいえ、いくら栄養摂取に気を付けていても日々に忙しさの中で健康管理を怠って風邪をひいてしまうこともあると思います。

もし風邪を引いてしまったら・・・
●エネルギー・栄養素の補給はしっかり
発熱で体温があがると、たくさんのエネルギーが消費されます。糖質を含む、ご飯、パン、麺をしっかり補給。 (煮込みうどん、おかゆ、おじやなど)食欲のない時には、果物や果汁からビタミンCやサプリメントから亜鉛を補給しましょう。

●消化のよいメニューを選ぶ
胃腸機能も低下しやすくなるので、消化器官に負担をかけないよう、油ものは控え、蒸し物、スープ煮、煮物など胃腸にやさしい調理法の工夫をしましょう。食物繊維の多い野菜は控えましょう。

●水分はしっかり
発熱・下痢により大量の水分が失われます。こまめに水分補給をしましょう。併せて、ミネラルの補給も大切です。 野菜や果物のジュース、スポーツ飲料を上手に利用しましょう。

風邪の時とくに摂りたい栄養素                                たんぱく質:魚介類や卵、大豆など。体力をつけて抵抗力を高める。
ビタミンC:果物やイモ類など。免疫力を高める。
ビタミンA:緑黄色野菜、うなぎなど。鼻やのどの粘膜を保護する。
亜鉛:カキなどの魚介、赤身の肉、レバーなど。新陳代謝を活発にし、免疫機能を高める。




まとめ

①風邪は、免疫力の低下によってウイルスが感染することによって発症する。

②風邪を予防するためには、自分の体に合った適切なエネルギー摂取、ビタミンCや亜鉛の補給

③もし風邪をひいてしまったら、消化の良いものを食べる・水分の補給・適度の栄養素の摂取が重要

 

もちろん、食事での栄養補給だけでなく日常の手洗いうがい、適度な運動・睡眠も風邪予防につながってくるので徹底していきましょう。

この本を読んで皆さんも風邪予防の知識をつけてみては?
一流の人を目指しましょう!

それでは!