こんにちは、ヒロです。
皆さんは、子どものころ活発に運動を行っていましたか?
僕は、真剣に運動に取り組み始めたのは、中学校の時でそれ以前は、公園でたまに野球や、サッカーをする程度でした。
皆さんはどのような幼少時代を過ごしてきましたか?
今日は、子どもの頃の運動に関して記事を書いていこうと思います。
今までにゴールデンエイジと言う言葉を聞いたことがありますか?
このゴールデンエイジを説明するためには、スキャモンの発達曲線から説明が必要です。
スキャモンの発達曲線とは
スキャモンの発育発達曲線の図をみたことはありますか?
保健の授業などで習ったことがある方もいると思います。
以下がスキャモンの発達曲線です。
スキャモンの発達曲線とは、20歳の時の臓器の発達を100とした時の発達増加率を示しています。
リンパ系は、8歳ほどから急激の発達します。
生殖器などは、主に思春期の高校生段階から急激に発達していきます。
骨格筋や骨などの一般型も中学生ぐらいから急激に発達し、大人へと成長していきます。
皆さんも小学生高学年から中学生にかけて身長が急激に伸びたり筋力が発達したりなど成長を感じたことと思います。
そして、神経系がたは、主に幼児期から小学生の中学年までの間に大きく発達します。
運動神経などが大きく発達する時期でもあります。
ゴールデンエイジとは?
ゴールデンエイジとは、この神経系・運動神経が急激に発達する幼児期から小学生にかけての時期を言います。
この時期に運動を積極的に行うことによって、運動神経が高まり、巧みな動きを身に付けることができます。
現在のトップアスリートと呼ばれる人たちも、子どものころからの英才教育や運動習慣の鵜陰で、高い運動能力を獲得しています。
また、このゴールデンエイジは3つの時期に分かれます。
・プレゴールデンエイジ
プレゴールデンエイジとは、主に3歳から8歳ぐらいのことを指します。
この時期は、基本的な運動能力を身に付ける時期であり、この時期に多様な運動を経験させることによって、神経系の発達により巧みな動きを身に付けることができます。
・ゴールデンエイジ
この時期は、今までできなかった動きが急にできるようになったりと、今までできなかった動きができるようになったりと、技術・センス共に大きく成長できる時期です。
・ポストゴールデンエイジ
この時期は、神経系は9割完成されており、以前のように、急激に運動動作・技術が身につくことは、難しくなります。
そのため、動作の反復練習や自ら考えながら運動を行うなどなど今まで以上に質の高い運動に取り組むことが大切な時期です。
このように、ゴールデンエイジは3つの時期に分かれており、その時々の成長段階に合わせて、運動指導をする必要があります。
アスリートを育てるためには?
今回の記事の内容のように、将来のトップアスリートを育てるためには、幼少期の運動指導がとても大切なってきます。
しかしながら、運動神経や技術を身に付けさせるために、無理やり子供に運動をさせたり、必要以上の厳しさは、かえって運動に対する意欲をなくす原因になります。
子どもの運動への取り組み方を見ながら、その子その子に適した運動指導をうこなっていき、身体能力を高めていこ事が、幼少期以後の自発的な運動につながりパフォーマンスを高めていけれるのではないでしょうか?
考えて指導していけるといいですね!
それでは