スポーツ科学研究

ボクサーはなんであんなに痩せられるの? ボクサーの減量について

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こんにちは。

皆さんはボクサーの減量についてどのぐらいお知りでしょうか?

山中伸介VSネリの試合や比嘉大吾の世界戦などでの計量失敗のニュースを見たことがある人もいるかと思います。

ボクサーは、なんであんな簡単に痩せられるんだろう?

私なんて全然痩せられないのに・・・

っと思っている方もおられるのではないでしょうか?

今回は、ボクサーの減量と脂肪を落として綺麗・かっこよくなるためのダイエットの違いを紹介させていただきます。

皆さんは水抜きと言う言葉おきいたことがありますか?

水抜きとは、字のごとく体の水分を抜いて脱水症状にして体重を落とす方法のことを言います。

体の水分は新生児で80%、幼児で70%、成人で60~65%、老人は50~55%と言われており、人の体は多くの水分をふくんでいます。




(例)
体重70㎏の成人の場合42㎏~45㎏ほどは水分でできているということになります。

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ボクサーの減量の多くは、この水抜きによって体重調整が行われています。

サウナスーツを着て運動をおこなうとたくさんの汗をかきます。汗をかき体の水分を出し、水分の摂取を抑えることによって体重を減らしていくのです。

このように脱水状態にして体重を調整していきます。

海外のある研究では、1日に11㎏をこの水抜きによる減量で体重を落とした研究がありました。

1日に11キロですよ・・・ (笑)

考えられないですよね。

ただ、脱水による減量は、体の水分を抜くため脱水症状や熱中症になる可能性が高まり注意が必要です。

また、体の水分が抜けているだけなので水分をとればもとの体重にあっという間にリバウンドしてしまいます。

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(引用:ボクシングモバイル)

井上尚弥vsマクドネルの試合で、計量後1日でマクドネルが12㎏増量したというニュースがありました。

これは、抜いた水分を戻したため、あっという間に12㎏もの増量に成功したのです。

相当の脱水を行ったのでしょうね。

皆さんは危険ですのでマネしないようにしましょう。

水抜きによる減量は、体重制限のある競技などで良く行われますが、一時的な減量のため、体の脂肪を落として、痩せてきれいになりたい方のはあまり向かない体重の落とし方です。

以前の記事でも書きましたが、バランスのよい食事をとりながら運動を行い、消費カロリー>摂取カロリーにして徐々に脂肪をおとしてダイエットしていけるといいですね。

それでは!